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歳覺寺の慈悲堂には信州善光寺の家紋の入った仏龕に

(一光三尊阿弥陀如来像)を祭祀致しております。

一光三尊阿弥陀如来像は、中央に阿弥陀如来、向かって右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩が一つの光背の中にお立ちになっておられます

阿弥陀如来の院相は、刀印(下げた左手の人差し指と中指を伸ばし、他の指を曲げる)です

 

勢至菩薩と観音菩薩の両脇尊仏は胸前で両手の掌を水平にして重ねる「梵篋印」で頭上には 独特の宝冠をかぶっておられます。

三尊は、全体の背後を大きな舟形光背がおおっておられ、

これにより「一光三尊阿弥陀如来」と云われております。

 

阿弥陀如来は、無限の光で現世を照らし空間と時間の制約を

受けない 仏様で無量光仏といわれ西方の極楽浄土に誘うと

云われております如来さまです。  

   真言: オン アミリタ テイセイカラ ウン

 

観音菩薩は、観音経などに基づいて深く信仰されており、

大慈大悲の本誓(三十三種に身を変じて、六道の衆生を救済

する誓願)により 衆生(心をもつ人々)を救うと云われて

おります菩薩さまです。

   真言: オン アロリキャ ソワカ

勢至菩薩は、仏の智慧をもって衆生に菩提心を起こさせて

智慧の光で、衆生が地獄界へ落ちないように救うと 云われております菩薩さまです。

   真言: オン サンザン サク ソワカ

善光寺 阿弥陀三尊

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